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岩国地区自治会連合会(岩国市自治会連合会50周年記念誌より)
発足年 昭和31年   現会長名 國廣隆亮
 
本町一丁目・本町二丁目・本町三丁目・本町四丁目・新町・山手大通り・下山手通り、錦帯橋通り上区
錦帯橋通り下区・橋本町・東橋本町・むつみ・上臥龍橋通り・臥龍橋通り・材木町・扇町・魚町
登富町・東登富町・鉄砲小路・鉄砲小路沖・岩国東・岩国五丁目・善教寺小路
 

 平成16年春、錦帯橋架け替え工事が完成したのを期に、この地区の街角に標示されている歴史的町名(例えば大明小路・材木町)が注目されている。
  今では、本町何丁目と名を変えた通りは、玖珂町・柳井町など近隣の地名や、鍛冶屋町・塩町と職業を表す町名などもあって、400年来の城下町を物語る。
  この通りには、今に至るまで昔からの古い店が何軒か残っている。それぞれの店のご主人は皆立派な腕前を持ち、しかも誠実な人柄として、町民から信頼されている。
鍛冶屋町では、鍋・釜のほか農器具などを作っていて、錦川上流から筏を組んで材木を運んだ人達が、下河原で一泊し帰りに農具や塩などを仕入れて、舟を引いて登ったとか。 色々調べてみると、町毎にそれぞれの言われがあって、なかなか面白い。
  最近の行事として、年初のとんど祭り・夏の盆踊りが復活した。 とんど祭りは、錦帯橋下河原の一角に祭壇と竹の火床を設け、椎尾神社宮司さんの祝詞の後、正月飾りなどが点火され新年の家内安全・無病息災を祈る。
  火は、予め椎尾神社で古式に則って採取したものを、少年野球の選手たちによって運ばれたものである。その際、地元婦人会の人達によって振る舞われる、御神酒・ぜんざいが好評である。 夏の風物、盆踊りは本町4丁目の街区公園に櫓を設けて、その回りを踊る。
地元独特の小糠(こぬか)踊りも皆に好まれている。踊りの前には、その年の物故者の霊を慰めるため、宗派によらず近くのお寺の住職さんのお務めが行われる。本町通りには、夜店なども開かれて、賑やかな彩りをそえる。
  これら伝統の行事を通じて、古き良き町が、次の世代に引き継がれて行くものと思う。

 

 
50周年記念誌(岩国地区)岩国地区の50周年記念誌をPDFでダウンロードします
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